ここに来れば地中海でバカンス気分 (?)  
トロントのお洒落エリア☆

グリークタウン

トロントには様々な国からの移民によって作られたレストラン街があります。
コリアンタウン、リトルイタリー、などをこれまで紹介して来ました!
今回はグリークタウンを紹介します!

※コリアタウン → こちら  リトルイタリー → こちら


<グリークタウンって何?>

Bloor Street を東へ進み Broadview Avenue に差し掛かると Danforth Avenue と名前が変わります。
この Danforth Avenue 沿いには青と白の国旗、見慣れないエキゾチックな文字が広がり、ここが Greek Town (グリークタウン)と呼ばれるエリアで、ギリシャ本国以外では世界最大のギリシャ人コミュニティーです。

その始まりは1900年代初頭、ごく少数のギリシャ人家族がカナダへ移住した事がきっかけでした。ギリシャ系の移民がこの Danforth Avenue 界隈に住みはじめ、ビジネスをスタートさせます。
70年代後半には北米最大のギリシャ人街となりますが、北米最大と云えどその始まりは今の華やかなグリークタウンのイメージとは程遠く、小ぢんまりとしたレストランや食料品店、衣料品店などが立ち並ぶだけで、名前も “リトルアテネ” と呼ばれるものでした。
しかし、その後80年代後半からこのエリアは一気に活性化し、“リトルアテネ” から正式に “Greektown on the Danforth” と命名されました。今となっては観光客はもちろんの事、お洒落なトロントニアン立ちが集う人気エスニックタウンの一つとしてますます注目を集めています。


<ギリシャ料理ってどんなの?>

ギリシャ料理ではトマト、レタス、なす、オリーブの実などの野菜や豆を様々な調理法で多用します。
地中海に面している事や昔の宗教上の戒律により一定期間、肉食を禁止されていた為にタコやイカ、魚介類の消費が多い事も特徴です。
そして実はギリシャ料理は2010年にユネスコの無形文化遺産に登録されています!
スブラキ、ピタ、カラマリ、サガナキ?? 聞きなれない料理の名前がぁぁぁぁぁぁ
では、「ギリシャ料理とは!」という定番中の定番メニューを見てみましょう。

■ グリークサラダ(ホリアティキサラダ)
レタス、トマト、薄切り玉ねぎ、オリーブの実にフェタチーズとオリーブオイル、オレガノなどをまわしかけたシンプルなサラダ。
シンプルながらフェタチーズとオリーブが良く合うなんともクセになる味。
グリークレストランではメインディッシュの前に必ずと言っていいほど出てくる定番サラダです。

■フェタチーズ
羊の乳から作るギリシャの代表的なチーズ。塩水に浸けて保存するため発酵が進まない。
様々なギリシャ料理に使われる万能チーズ!

■ドルマ
下湯でした葡萄の葉でひき肉、お米、香味野菜などを巻いて蒸し煮にした料理。
葡萄の葉を食べるのは日本人にはあまり馴染みがないが、地中海、中東では一般的な料理です。

■ムサカ
トマトソースで煮込んだひき肉、油で揚げたナス、ジャガイモ、ズッキーニなどの野菜を交互に重ねてベシャメルソースをかけ、
オーブンで焼いた料理。パスタがないラザニアのような感じです。ギリシャのオフクロの味です。
日本人も好む料理だと思います。

■スブラキ
串に刺した肉を炭火、もしくはグリルで焼いた料理でギリシャではとても一般的ないわゆるファーストフードです。
ギリシャ料理といえば!という定番中の定番。
グリークタウンを訪れる観光客の間でも人気が高いメニューの一つ。

■サガナキ
あつあつに熱した小さな鉄製フライパンで提供されるチーズにはレモン汁とコショウで味付けがされています。
グツグツ溶けたチーズをパンにつけて食べるのが一般的。
チーズは特にフェタチーズやハルミチーズなど硬めのグリークチーズが使われます。
特に北米のレストランで提供されるサガナキは最後にブランデーなどのアルコール度数の高いお酒をチーズにかけフランベします。火がワーっとなって盛り上がったところでレストランスタッフが「オーパ!」と掛け声をしてくれる、
非常にエンターテインメント性の高い一品です。
因みに「オーパ!」Opa! とはギリシャ語の掛け声で、「イェーイ!」とか「ワーイ」といった感じのようです。

■カラマリ
一言でいうとズバリ、「イカフライ」です。
でも私達日本人に馴染みのある、いわゆるイカリングのイカフライとはちょっと違うテイストで、これがなんとも美味い!

■バクラバ
フィロ(うす~いパイシート)とピスタチオナッツを何層も重ねてオーブンで焼き、あま~いシロップをたっぷりと染込ませたデザート。
かなりの甘さで好き嫌いがハッキリと分かれそうです。

■ミソス(Mythos)
代表的なギリシャビール。発売は1997年と比較的新しい。
因みにミソスとはギリシャ語で「伝説」という意味だそうです。

■ウーゾ
知る人ぞ知る、ギリシャと言えば「ウーゾ」!。氷を浮かべたり、水割りにすると白く濁るのがウーゾの特徴。
主に食前酒として飲まれる無色透明のお酒で、何とアルコール度数は約40%。非常に高いアルコール度数になるまで貯蔵され、その後水を加えて40%程度まで希釈されます。
安いウーゾは希釈する前、純度の高いエタノールが加えられる事もあるとか。。。


<グリークタウンの場所と行き方>

Danforth Avenue沿いに広がる一帯がグリークタウンと呼ばれるエリアです。
Pape AvenueとDanforth Avenueを中心に東西に様々なレストラン、衣料品店、雑貨屋、ジェラート屋などが並びます。
地下鉄を降りればすぐグリークタウン!という抜群の交通アクセスも人気の一因でしょう。

地下鉄グリーンライン(Bloor線)に乗り、Broadview駅で下車の場合、東へ向かって歩きDonlands駅辺りまでがグリークタウン。
Donlands駅で下車の場合、西に向かって歩きBroadview駅辺りまでがグリークタウン。

マップ


<☆オススメ☆ グリークレストラン♪>

トロントの中でもレストラン激戦区と言われるグリークタウン。
リーズナブルなお値段で気軽に楽しめるレストランから高級店まで様々なお店が立ち並びます。
どこに入ればいいのか迷ってしまう・・・
ココでは超人気店からデザート店までバラエティーに富んだリストをご紹介します!
ボリューム満点のグリーク料理。量が多すぎて食べきれない場合はお持ち帰りにして次の日のランチとして◎!(ただし傷む前に必ず消費してくださいね!)

■ ASTORIA
どこへ入るか迷ったらASTORIA、と言うほど定番中の定番!
トロント市外にも3店舗を構える大人気店です。
お店のスタッフもかなり陽気で日本人を見かけると「コンニチワ~」などと日本語で話しかけてくるウェイターもいます。
豊富なメニューで何を注文しようか迷ってしまいますが、チキンやポークのスブラキが人気です。
390 Danforth Avenue (地下鉄Chester駅下車してすぐ)

Toronto, Ontario, M4K 1P3
TEL: 416-463-2838
Astoria

■ Christina’s on the Danforth
ここの魅力は何と言っても金曜日と土曜日の生バンド演奏とベリーダンスのパフォーマンス。
そして店先に用意されたパテイオは夏はもちろんのこと、冬でもヒーターが出され1年中利用できます。
料理も本場の味に引けを取らないとギリシャ系カナダ人の間でも人気なお店です。
492 Danforth Avenue (Danforth Avenue, Pape駅とChester駅の中間あたりです)

Toronto, ON. M4K 1P6
TEL: 416-463-4418
Christina’s on the Danforth

■ Ouzeri
店内は広々としており居心地のよいお店の雰囲気です。
数種類の前菜を頼んで少しずつシェアしてみんなでワイワイ楽しむのがいいですね。
ここはワインも豊富に取り揃えており、ほとんどがグラス1杯からオーダーできます。
サガナキとの相性も良さそうですね!
ここのパティオはとても人気ですが、パティオ席は予約ができない為混む時間の少し前に出かけるのが良いでしょう。
500A Danforth Ave
Toronto, Ontario M4K 1P6
TEL: 416-778-0500
Ouzeri

■ Dolce Gelato
ギリシャ料理の後のデザートにジェラートはいかがでしょう?
グリークタウンにはカフェやデザートのお店も充実しています。特に人気なのがみんな大好きジェラート!
何と60種類以上もの種類から選べます。多すぎて決められない?
気になる味はお願いすればちょっと味見も出来ますよ。恥ずかしがらずにお願いしてみましょう。
414 Danforth Ave.
Toronto ON M4K 1P3
TEL: 416-546-2148
Dolce Gelato


<まとめ>

トロントのグリークタウンはその趣きから歌の歌詞として出てきたり、小説に登場したりと様々な顔を持っています。
映画の撮影も盛んに行われており “My Big Fat Greek Wedding” はトロントのグリークタウンとシカゴで撮影されました。(映画自体はシカゴが舞台)
グリークタウンは1年を通してイベントが盛りだくさん。
特に8月に行われる「Taste of the Danforth」と呼ばれる食のお祭りはとても有名!
ブラブラ歩くだけでも楽しいエリアです。

著者紹介

大石 栄子2児の母
日本と違う文化や教育制度にとまどいながらもトロントで知り合った様々な人種のママ友との情報交換を楽しみながら子どもと過ごす毎日。
トロントでの保育士資格取得の為、勉強と子育ての両立に日々奮闘中!