カナダが世界に誇るアイスワイン

 アイスワイン

フランスやイタリアなどワインの産地は色々な場所があげられますが、オンタリオ州のナイアガラは世界的にも有名なアイスワインの産地ということは、ご存知でしたか?
お酒が苦手な方でもデザート気分で飲めるアイスワインは、お土産としても喜ばれる一品です。


<アイスワインの概要>

アイスワインは1974年の冬にドイツで偶然生まれました。この年、酷い霜に見舞われた葡萄農家では収穫時期が遅れ、熟した果実が凍ってしまいました。この凍ってしまった果実から、少しでもワインを造ることが出来ないかと試したところ、なんと濃厚な味わいの甘いワインが出来上がりました。カナダでのアイスワインの製造は1980年代に開始されました。オーストリアでも造られていますが、ヨーロッパと比べ寒さが続くカナダのナイアガラ・オン・ザ・レイクの気候が適しており、安定して高品質のアイスワインが供給できるとして産地として愛されています。

カナダではVQA(ワイン醸造品質管理協定)が厳しくワインの品質や醸造過程を管理しています。アイスワインはの為の葡萄の収穫は、通常のワインの収穫時期の秋とは異なり真冬です。このアイスワインとして認められる為に、アイスワインに使われる葡萄は収穫前にも監査を受け、また細かいルールに従う事が求められています。中でも重要なのが収穫時期。通常のワインは秋に葡萄の収穫が行なわれます。しかしアイスワインは葡萄が自然に凍るまでは必ず待たなくてはいけず、真冬に収穫が行なわれます。この収穫時期はマイナス8度以下の気温になるまで始めることは出来ず、平均的にマイナス10度から12度の気温の中での収穫が行なわれます。この気温が葡萄の糖度を増し、濃厚な甘みがあるワインに仕上がります。


<アイスワインの価格>

アイスワインはその特殊な製法などから、通常のワインよりも価格帯が高く設定されています。
また一回に沢山飲むワインという認識でもない為、小さめのボトル(375ml以下)での販売が一般的です。375mlのアイスワインであれば安いものでは$30程度で購入が可能です。


<アイスワインが購入できる場所>

アイスワインは殆どのリカーショップ(酒販店)で購入が可能です。しかし、一口にアイスワインと言っても糖度や酸味の違いなどがある為、試飲してから買いたい!!!という方は、ワイナリーのツアーなどに参加されてからの購入がお勧めです。


<アイスワインのお勧めの飲み方/食べ方>

・お勧めの飲み方
アイスワインは非常に甘みが強いワインですので、食前酒、デザートとして楽しむことをお勧めします。
まずアイスワインをしっかり冷やします。グラスに注いでからはゆっくりグラスを回し、香りをグラス内に充満させましょう。その後フルーティーな香りを楽しみながら、アイスワインの甘みをお楽しみ下さい。

 ・アイスワインクリームブリュレ
カスタードを作る際にリキュールの変わりに、アイスワインを少し入れてみると、程よい甘みと風味が楽しめます。

・バニラアイスにひとかけ


<アイスワインを日本への持ち込み方法>

個人用であれば760mlまでのワインを3本まで免税で持ち帰りできます。(手荷物としての持込は出来ませんので、しっかりと梱包して預け荷物としてお持ちかえり下さい。)
それ以降は日本の酒税、関税の対象になりますので、お気を付け下さい。関税、酒税についてはこちらのリンクをご参照下さい。
http://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/kojin/3105_jr.htm

日本へワインをカナダの郵便局から送ることはできません。その為個人で送るためには運送業者の利用が必須になります。
以下が運送業者です。

・YAMATO TRANSPORT USA
https://www.yamatoamerica.com/send/send_taqbin.aspx

日本でもお馴染みのヤマト運輸です。トロントでは日本語対応が可能ですので、安心してワインを送ることが出来ます。
料金は2kg程度のもので$50程度でサイズ、重さにより価格が変わります。
別途関税、酒税が掛かる可能性があります。

・OCS CANADA
http://ocscanada.ca/courier/winepac/

こちらも日本語対応が可能な運送会社です。
ワインを送る専用のサービスがあり、さらに小ぶりなアイスワインを送りたい方用に、少しお得な料金のアイスワインパックも用意されています。料金は一本$50程度からです。
別途関税、酒税が掛かる可能性があります。


<まとめ>

カナダのアイスワインは質のいいワインとして、世界中で愛されています。ワインやお酒が苦手な方でもデザート感覚で楽しむことが可能です。その製造方法から決して安いものではありませんが、大事な方への最高のお土産として、日本に持ち帰ってみてはいかがでしょうか?

著者紹介

木村 美恵旅行会社勤務
元々の旅行好きが転じ、ワーキングホリデー後にカナダのカレッジでツアリズムを学ぶ事を決心。2年間激貧生活の中なんとか気合でカレッジを卒業し、旅行会社で勤務。カナダ人に囲まれながら奮闘して、ついに大好きなカナダで念願の移民を取得。
プライベートでもやはり旅が大好きな為、いつでも実現できるよう貯金と計画中。同時にトロントの中でも、もっと新しい側面を見つけることが出来るよう日々街を散策。