クリスマス恒例のバレエ、
“The Nutcracker(くるみ割り人形)” を鑑賞しよう!

くるみ割り人形

カナダ最大の都市トロントでは、美術館やギャラリー巡り、お芝居やミュージカルなどのアート鑑賞も盛んです。チケットのお値段はそこそこしますが、バレエ鑑賞も一度は試してみたいアトラクションの一つでしょう。
特に、毎年クリスマス時期に上映される「The Nutcracker(くるみ割り人形)」は、ファミリーイベントとして毎年出かける家族連れもいるほどの人気作品なのです。


<The Nutcracker ってどんなストーリー?>

「The Nutcracker」と聞くと、ピンと来ないかもしれません。でも、日本語訳である「くるみ割り人形」のストーリーは、絵本や児童向けの本などで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
呪いの魔法をかけられて“くるみ割り人形”にされてしまった王子と、そのくるみ割り人形をクリスマスプレゼントとしてもらったクララ(マリー&ミーシャ)の物語。人形サイズになってしまい、はつかねずみの集団と兵隊人形たちの戦いに巻き込まれたり、王子に招待されてお菓子の国へ旅立ち、お菓子の精たちと踊ったり・・・。非現実的なストーリー展開ですが、美しい音楽と踊りに満ち溢れた世界の魅力に引き込まれること間違い無しです!
特に、金平糖の精(Sugar Plum Fairy)とくるみ割り人形の初恋のダンスにはうっとりしてしまいますよ。
舞台で演奏される楽曲は、バレエ楽曲「白鳥の湖」や「眠れる森の美女」でも知られる、クラシック音楽の巨匠チャイコフスキーによる有名作品。

ストーリーの始まりがクリスマス・イブということもあり、クリスマス時期に上演されることが多いです。世界各地で、クリスマス時期のバレエと言えば「くるみ割り人形」というほど、定番となっています。


<2016 年の上映期間>

2016 年 12 月10 日(土)〜 2016 年 12 月31 日(土)


<上映場所>

トロント市内にある Four Seasons Centre for the Performing Arts にて、The National Ballet of Canada により上演されます。
Queen West 通りと University 通りの南東の角にある近代的なビルを、ストリートカーから見かけたことがある方も多いと思います。夜にはビル内からオレンジ色の灯りが漏れて、とてもロマンチックな雰囲気になります。中では、上演前後や休憩時間(インターミッション)にお酒などを楽しめるバーもオープンしています。

・Four Seasons Centre for the Performing Arts
145 Queen Street West(地下鉄 Osgoode 駅より、歩いてすぐ)


<チケット購入方法>

・オンライン
下記リンクから購入画面へ進めます。
http://national.ballet.ca/Productions/2016-17-Season/The-Nutcracker

・電話
416-345-9595 (フリーダイヤル 1-866-345-9595)

・窓口:Four Seasons Centre for the Performing Arts
145 Queen Street West
地下鉄 Osgoode 駅よりすぐ

・お得な Rush Ticket
上演当日に余っている席があれば、通常よりもかなり安く購入することができる Rush Ticket。鑑賞したい当日の朝 11 時から販売開始され、オンライン(プロモーションコード「RUSH」と入力)・電話・窓口で購入が可能です。
1 人 2 枚まで限定。但し、The Nutcracker は毎年人気なので、余っている確率が低く、また枚数も少ない可能性があります。

・超お得な立見席
上演毎に約 60 席程度用意される立見席は、なんと $12 と格安です! 購入は上演当日の窓口開業時間から可能です。窓口購入のみ受付(デビット or 現金)、1 人 2 枚まで限定。
http://national.ballet.ca/Tickets/Box-Office/Rush-Tickets


<オススメの楽しみ方>

・ストーリーを知っておく
ミュージカルや演劇と異なり、音楽とダンスだけでストーリーが進んでいきます。先にお話の内容だけでも頭に入れておくと、より一層楽しく鑑賞することができるでしょう^^
上演の 45 分前に、Nutcracker のストーリーを説明する『Story Time』という時間が設けられています。会場内にある Richard Bradshaw Amphitheatre へ行ってみて下さい!

・キャストのチェック
The National Ballet of Canada には日本人バレエダンサーも所属しています。
Naoya Ebe さんは 2015 年にダンサーの中でも最上級ランクの Principal Dancer となり、「Romeo and Juliet」の Romeo や、「Cinderella」の Charming 王子など、数々の作品で主役を演じています。
まだ発表はされていませんが、昨年同様に「The Nutcracker」で王子役を踊る可能性大!
せっかくなので、世界で活躍する日本人ダンサーを観に行きたいですよね。但し、演じるダンサーは上演毎に交替します。上演時期が近づくと、ステージ毎のキャストが分かるようになります。Email Newsletter に登録しておくと、発表されたらすぐに確認できます!(上映当日に急に変更になることもありますが、それは諦めるしかありません・・・。)


参考サイト:https://national.ballet.ca/Meet/Dancers/Principals/Naoya-Ebe?


<注意点&裏ワザ>

※上演時期が近づくとチケット料金が上がります。早めの購入がお勧めです!
※グループで購入するとお得。4 人グループで購入できる Holiday 4-Pack もあります。
※会場内のバーや駐車場は現金しか使えませんのでご注意を。
※会場外や会場内のバーで購入した飲み物などは劇場内には持ち込めません!
※オンライン購入時に、プロモーションコード(Do you have a promo code?)を記入する欄が出てきます。Googleなどのサーチエンジンで、例えば「Nutcracker Ballet Toronto Promotion Code」などのキーワードで検索すると、プロモーションコードが見つかることがあります。コードを入れると割引が適用されるので、探してみて下さい♪


<まとめ>

バレエ鑑賞と聞くと、値段は高いし、内容も難解・・・というイメージがあるかもしれません。でも、The Nutcracker は小さな子どもで楽しめるバレエ作品です。
グループ購入や Rush Ticket、立見席などを利用すれば、出費も安く抑えられます。はじめてのバレエ鑑賞、北米のクリスマスの雰囲気を味わうのに、またとないチャンスをお見逃し無く!

著者紹介

上村 実月バリスタ/翻訳家
日本で出逢ったカナダ人と結婚し、ワーキングホリデーで渡航。その後、トロント市内の語学学校で半年間英語を猛勉強し、通訳翻訳の技術を身に付ける。現在は移民し、バリスタと翻訳家の二足のワラジを履いて生活している。
趣味のカフェ巡りとハイキングを通して、日々カナダを再発見。勉強や情報収集をしつつ長居できる図書館カフェをトロントに開くのが夢☆