世界が注目、カナダ最大規模の博物館ROM

ロイヤルオンタリオ博物館

世界的に有名な博物館がトロントにあるってご存知でしたか?
地下鉄Museum駅もしくはSt. George駅から歩いてすぐのロイヤル・オンタリオ博物館。トロントニアンにはROM(Royal Ontario Museumの略で“ロム”と発音)と呼ばれ親しまれています。


<ロイヤル・オンタリオ博物館とは?>

建物自体の完成は1912年。1914年には博物館として営業を開始しました。2007年に増設された新館は水晶をモチーフにした斬新なデザインは、Bloor(ブロアー)通りのランドマーク的存在でもあります。
その規模は北米で5番目という大きさ。美術や考古学、自然科学、様々なジャンルのコレクションの数は600万点と言われています。


<何が展示されているの?>

大きく3つのセクションに分けて展示されています。

【World-Cultures(世界の文化)】1階・3階
中国や中近東、ヨーロッパ各地、アフリカなど世界各地から集められた美術品や古代エジプトなどの考古学的なコレクション、カナダの歴史や文化について学べる展示など、種類も展示数も北米最大規模です。
スペースはそれほど広くありませんが、「Prince Takamado Gallery of Japan(高円宮ギャラリー)」と名付けられた日本関連の常設展示の他、中国、韓国など、アジア地域を紹介する展示エリアもオススメです。

【Natural History(自然史)】2階
アルバータ州で発見された恐竜の骨組や化石を始め、隕石や岩、天然石や鉱物の展示、世界中の鳥類のはく製や氷河期に生息していた哺乳類の化石、コウモリの生態を詳しく学べる「The Bat Cave(コウモリの洞窟)」など、わたしたちを取り巻く「自然」に関する興味深い展示が楽しめます。

【Hands-on Galleries(体験ギャラリー)】2階
キッズ連れにオススメのエリア。サメの骨や動物の毛皮を触ったり、キツネの棲む洞穴の中に入ったり、民族衣装を着たり、様々な体験を通して自然や文化を学ぶことができます!


<博物館の楽しみ方>

・特別展示
不定期に開催される特別展の規模やテーマも別格。“中国のForbidden City(紫禁城)”や“イタリアの古代都市ポンペイ”や“古代メソポタミア文明”といった世界各地の文化や歴史を、独自の切り口で紹介するものが多いです。このような大規模な展示の場合は、入場料とは別に特別展料金がかかります。
最新の情報は博物館のウェブサイトで確認して下さい。

・無料ガイドツアー
知識豊富なボランティアガイドによる館内ツアーが無料で利用できます。毎日11時~15時の間に45分ずつ、博物館の概要を学ぶ一般ツアーや、特別展や館内の特定のエリア(例えば、エジプト展、ギリシア展など)を案内するツアーが行われます(英語またはフランス語)。

・カフェ
特別展も含めると、4時間あっても全ギャラリーを回るのには足りないほどの規模。疲れたら館内に併設されている「Druxy’s ROM Cafe」で休憩しましょう。博物館の閉館時間1時間前まで営業しています。
※レストラン「c5 Restaurant Lounge」は現在閉まっています。

・ROM Friday Night Live
5・6月の毎週金曜日には、ROM館内で音楽ライブが開催されます。
※19歳以上のみ入場可。
※オンラインでEarly-Bird ticket購入可能(大人$15)。当日19時以降に窓口で購入できるが、満席になり次第終了。
※博物館の入場券では入場不可。


<営業時間・入場料>2016年3月現在

【営業時間】
月―日曜日:10:00-17:30
※金曜日は:10:00-20:30
※March Break(学校が1週間休みになる春休みのようなもの)時期は、
 10:00-20:30と遅くまで営業。

【入場料金】常設展
大人 :$17
学生  :$15.50
シニア(65歳以上): $15.50
子ども(4-14歳): $14
幼児(0-3歳):無料
※金曜日の16:30以降は入場料が安くなります。
例)大人$17→$10


<注意点>

※大き目の荷物は無料で預かってもらえますが、さすがにスーツケースなどの大きな荷物は持って行かないように。
※長い傘の持ち込みは禁止されています。折り畳み傘ならOK。
※コートやジャケットは1着$2.50で預けることができます。
※館内ではバックパックは背負わずに手で持つよう注意されます。
※個人的に使用する場合であれば、ほとんどの常設展示品のビデオ・写真撮影は許可されています。撮影不可の場合はサインが出ているので注意!


<まとめ>

トロントに来たなら一度は行っておきたい、自然や考古学、世界各地の文化や歴史に触れることのできる博物館。その情報量ゆえに、館内を歩き回った後の充足感はハンパないです!
全館くまなくチェックするために、歩きやすい靴でお出かけ下さいね。
費用を抑えたいと思う留学生の方は、金曜日の16:30以降に行きましょう☆


<行き方>

Royal Ontario Museum
住所:100 Queen’s Park, Toronto, ON, M5S 2C6
・地下鉄Museum駅より徒歩1分

・地下鉄St. George駅より徒歩4分
*メインの入り口はBloor通り沿いにあります

著者紹介

上村 実月バリスタ/翻訳家
日本で出逢ったカナダ人と結婚し、ワーキングホリデーで渡航。その後、トロント市内の語学学校で半年間英語を猛勉強し、通訳翻訳の技術を身に付ける。現在は移民し、バリスタと翻訳家の二足のワラジを履いて生活している。
趣味のカフェ巡りとハイキングを通して、日々カナダを再発見。勉強や情報収集をしつつ長居できる図書館カフェをトロントに開くのが夢☆