ギリホリ本音座談会③【婚期編】
アラサーでワーホリを迷っている方必読!第三回は婚期の悩みについて語ります。
「ギリホリ」とは… 30歳前後でワーキングホリデーに来る人のこと。ギリギリ+ワーホリの造語です。
世間にもギリホリと言う言葉が認知されてきたように、ワーキングホリデー取得可能なギリギリの年齢で渡航する方って意外に多いんです。ただ、いざ渡航しようと思っても、アラサーならではの悩みとかありますよね…。
引き続きトロント在住のギリホリアラサー3名に、ギリホリならではのお悩みや、解決方法などを本音トークしてもらいます。第三回のテーマはアラサーの永遠の悩み婚期についてです。
座談会の出席者
Saoriさん(31歳)
四国出身。関東の大学卒業後、地元に戻り、食品会社で営業事務として勤務。ワーホリ3ヶ月目。趣味は映画鑑賞、料理。
Nozomiさん(31歳)
関東出身。高校卒業後は関西圏の大学に進学し、そのまま関西で就職。ワーホリ9ヶ月目。趣味は音楽を聞くこと、旅行。
Yoshinoriさん(27歳)
関西出身。大学卒業後は自動車メーカーの営業として働く。ワーホリ6ヶ月目。趣味はNBA観戦、筋トレ。
お悩み③ワーホリに来て婚期が遅れることについて

最後になりましたが、アラサーともなると避けて通れないお悩みが結婚や出産など。特に女性の方は「聞きたくても聞けない」って方も多いのではないでしょうか。
今回は「ギリホリ本音座談会」ということで、あえて聞きますが、「ワーホリに行くことで婚期が遅れてしまいそう」というお悩みについてどう思いますか?

私は結婚願望があまりないですし、もし結婚したくなったとしても長く付き合っている彼が日本にいるのであまり心配はしてませんね。

Nozomiさん彼氏いてて、ワーホリに来られたんですね。遠距離で寂しくないですか?

それがあまり寂しくないんです(笑)まぁ二人ともアラサーで、貯金はある程度あるので、彼が長期休みの時にこっちに来てくれるんですよ。
年末は彼が冬休みの時にトロントに遊びに来て、イエローナイフに旅行に行きました。夏休みはニューヨークで落ち合って観光する予定です。

そうですね。ギリホリってネガティブな面がフォーカスされがちですけど、この年齢だからこそ自由にできることも多いなと思いました。

実は渡航前の一番の心配がこれでした。大学や元同期など結婚して、子供もいる人も多いですし…。仕事の件でもそうですけど、うちって田舎の古い家なので、親や親戚が圧をかけてくるんですよ。

解決しませんよ(笑)!
この悩みってワーホリする・しないにかかわらず、独身のアラサーだったら誰でも少しは悩んだりするじゃないですか。私も渡航前に悩みましたけど、ふと「じゃあワーホリに行かないで日本に残ったら私は結婚できるの?」って考えたら、もちろん絶対に結婚できるって保証はないわけで…「だったらワーホリに行こう」って思いましたね。
ワーホリビザや航空券を取った後で、親にも同じ話をしました。また事後報告ですけど(笑)

確かに(笑)
話は変わりますけど、やっぱりトロントに来て良かったと思ったのが、トロントって色んな人がいるんですよ。人種もそうですけど、色々な考え方の人がいて、しかもみんなその違いを認め合ってる感じです。
例えば私の語学学校に通っていた時の先生は女性なんですけど、女性のパートナーと結婚されていて、しかも子供までいるんです。あとシェアハウスの大家さんは男性の方なんですけど、付き合って10年くらいになるガールフレンドと同棲してます。
最初二人に会った時、「なんで結婚しないんですか?」って聞いたんですけど、「カナダでは結婚したかったらするし、自分たちみたいに結婚してないカップルも多いよ」って教えてくれました。今思えば失礼な質問だったなと思いますが、誰も私に「Saoriは31歳だけど結婚しないの?」って聞いてこなくて、カナダって自由でいい国だなって思いますね。
こっちに来る前は「30歳だから結婚しなきゃ」って思っていましたが、今は「帰国した後、いいご縁があったら結婚すればいいかな」くらいに考えています。

僕も結婚願望があまりないので、特に焦りなどもありませんでしたが、日本にいた時は友人や家族から「結婚しないのか」と聞かれることはありましたね。相手はいませんでしたが(笑)
Saoriさんのお話を聞いて、確かにカナダに来てから結婚するのかという質問を聞かれたことがないことに気づきました。

「女性はアラサーになったら結婚しなくちゃいけない」っていう圧力がカナダには無いですね。自分がやりたいようにすればいいと言う文化があります。

確かに今回、「ギリホリ座談会」で来ていただいて、ギリホリ特有の悩みについて話すっていう会ですが、みなさん清々しい感じで答えていただいてるのが印象的です!
最後にギリホリでカナダに来ようか迷っている方に一言お願いします。

はい。渡航前は悩んでいたこともありますが、カナダに来なかったら解決しなかった悩みもあります。私は学生の時ではなく、この歳でワーホリに来れて良かったと思います。

大事なのは「何歳でワーホリに行くか」ではなく「ワーホリでどんな経験をするか」だと思います。
旅行などして楽しく過ごすのもいいし、学校に行って英語を勉強をするのもいいし、仕事をするのもいいし…若いからこそ得られる経験もあるように、アラサーだからこそ得られる経験もあります。
迷っていたらすぐにワーホリビザが取得できない年齢になってしまいます。思い切ってギリホリにチャレンジしてみませんか?
今回のまとめ
ギリホリお悩みその③
「ワーホリに行くことで婚期が遅れてしまいそう」
「日本に残ったからと行って結婚できると言う保証はない」
「カナダは結婚も自由。プレッシャーが少ない」
「ギリホリならではのワーホリを楽しんで」
著者紹介

- ラーメン店勤務
-
3度の飯より(?)ラーメンと英語が好き。
日本では調理師専門学校を卒業し、イタリアンレストランでシェフとして働く傍ら、英会話教室にせっせと通い TOEIC700 点突破を機に意を決してカナダにワーホリへ。
ラーメン店で勤務する中で、その働きっぷりとラーメン愛が認められ念願のワークビザを獲得。移民に向けて CELPIP 対策に励む日々を送っている。
最新の投稿
現地生活情報2021.08.21トロントのシェアハウス
食べ物 2021.07.30セントローレンス マーケット(St. Lawrence Market)
トロント留学準備2020.02.14ワーホリのおすすめ渡航時期(秋・冬編)
イベント情報2018.03.29Easter Day