トロントの街が夜のミュージアムと化す!?

nuit blanche

だんだんと日が短くなり、明け方や夜中は肌寒い日が多くなってきました。
秋の夜は長く感じるものですが、トロントではそんな時期に、巨大アートイベント「Nuit Blanche」が開催されます。
トロントの街全体が大きなミュージアムになるんですよ!

Nuit Blanche ってなに?

「Nuit Blanche」(ニュイ・ブランシュと発音します)はフランス語。
英語で言うと「White Night」、日本語では「白夜」。
夜の間も太陽が沈まない現象のことですね。
つまり、Nuit Blanche は夜通しアートを楽しむイベントなのです!
2006 年に始まって以来、毎年 9 月の最終週もしくは 10 月の第 1 週目の土曜日にトロントで開催されています。
2018 年は 9 月 29 日(土)に開催し、13 回目を迎えます!

その特徴は、日没と同時にスタートして、翌朝の日が昇るまでイベントが続くこと。
「白夜」の本来の意味のように、夜の間も街がアートに照らされて明るいことから「Nuit Blanche」という名前が付けられています。
公式ホームページ:https://nbto.com

Nuit Blanche では何が行われるの?

Nuit Blanche とは、簡単に表現すると、「コンテンポラリーアートの祭典」です。
トロントの街中のビルを使ったアート、観客が参加することによって完成するインタラクティブアート、音や光の効果を利用したアート、とにかく巨大なアート、音楽やダンスとミックスさせたアートなど、さすがアート好きの街トロントならではの街ぐるみイベントです。

毎年、国内外から 300 名以上のアーティストを招待して作品を展示しており、2018 年には 75 以上もの現代アートがトロントに出現します。
ほとんどの作品が、ダウンタウンを中心に、TTC(トロント公共交通機関)を利用して行ける場所にあります。ビルの壁やストリートを使用したアートも多いので、歩きながら様々な作品を目にすることができるでしょう。

プログラムの情報:https://nbto.com/program/

見どころ

カナダ国内外のアーティストによる作品から、キュレーター作品・スポンサー作品・個人作品などがトロント市内の様々な場所に展示されるのが見どころです!
75 作品ある中の一例は以下の通り。

トロント市プロデュース作品

・#MeToo & the Arts
世界中で大きな話題となっている、セクハラや性暴力を訴える「#MeToo」とその撲滅を訴える「Time’s Up(タイムズ・アップ)」。この つの動きの中で美術館や一般の人々がどのようにアートに取り組んでいるかを表現した作品
会場:Royal Ontario Museum – 100 Queens Park
紹介記事:https://nbto.com/project.html?project_id=647

・In Sight
トロントニアン(トロントに住む人々)と、彼らが目指す場所との繋がりを巨大なモニュメントで表現。何気なく過ごしている毎日がモニュメントで表現されると、違った明日を迎えられるかもしれませんね
会場:Drake Commissary – 128A Sterling Road (Back Parking Lot)
紹介記事:https://nbto.com/project.html?project_id=651

・FORWARD
無限に続くトンネルを描いた様なこの作品は、まるで自分が永遠と前進しているような不思議な感覚を呼び起こしながらも、実際の身体は「現在」に存在することを思い出させてくれます。限られた人生、今この瞬間を楽しみましょう!
会場:OCAD University – 100 McCaul Street (The Great Hall, 2nd Floor)
紹介記事:https://nbto.com/project.html?project_id=629

■ スポンサー作品

・Secret Project, 2018
Shiseido(資生堂)が提供になっていますが、その全貌が未だ明らかにされていません!
ここトロントでも愛されている日本が生んだ Shiseido、どんな作品になるのか大変気になりますね!

会場:Design Exchange (234 Bay Street)
*公式サイトには紹介記事が掲載されていません!

■ 個人作品

・Confessions
生まれ育った背景や経験は全く違うけれど、研究とデザインを愛する 名から作られたこの作品。
誰もが秘密を持っています。ほとんどの人は、自分のパートナーや家族、友人(または赤の他人)に重大な秘密を伝えるのは難しい時があります。
ですが、名前を明かさず追跡も不可能な場合、その秘密を明らかに出来る人もいるかもしれませんなんと内容は実際に訪れた人にしか分かりません!興味津々です!

会場:Design Exchange – 234 Bay Street (Main Floor Lobby)
紹介記事:https://nbto.com/project.html?project_id=667

開催日時・入場料

開催日:2018 年 9 月 29 日(土)
開催時間:『日没~夜明け』
開催場所:トロント市内各所
入場料:無料

下記のイベント・センターにて、当日の展示を詳しく記載したマップが配布されます。
・Nathan Phillips Square 100 Queen Street West
 地下鉄 Queen 駅から西方向へ徒歩 分または、地下鉄 Osgoode 駅から西方向へ徒歩 
・Yonge Dundas Square 1 Dundas Street East
 地下鉄 Dundas 駅を降りてすぐ
・Scarborough Town Centre 150 Borough Drive
 地下鉄 Scarborough Centre 駅から徒歩 

開催場所

イベントのマップはこちらから確認できます。

・通常は午前 1 時半頃に終了する TTC も、この日は夜通し営業!
・地下鉄 Line1(Yonge-University線)と Line2(Bloor-Danforth線)はずっと運行しています。
・Blue Night Bus(深夜バス)も運行していますが、歩行者天国になっているストリートもあるのでご注意を。

注意点

・昼間はまだ暖かくても、夜遅くなるとかなり冷え込みます。お出かけ前に気温をチェックして、必要に応じて厚手のジャケットも用意しておきましょう。
・屋外での飲酒は法律で禁止されているカナダ。
しかしながら、この日ばかりは、タンブラーやコーヒーカップにお酒を忍ばせて歩き回っている人々も多いです。
特に夜中になると酔っ払いが増えてきますので騒動に巻き込まれないようご注意を!

・途中移動のバスやストリートカーは満杯!
数台見送るか歩き回ることになるので、疲れにくい靴でお出かけ下さい。

まとめ

秋の夜長にはのんびり読書・・も素敵ですが、たった一夜だけ出現する巨大アート鑑賞もなかなかオツなものですよ。
真夜中に大勢の人が外に出て歩いているのを見るのも、トロントってやっぱり大都市なんだと感じられてワクワクします。
深夜にはさすがに凍える寒さになるので、暖かくしてお出かけ下さいね。

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