面倒だけど・・・留学に必要な、公的手続き

公的手続き

海外への渡航準備も整い、後は出発だけ!
というワクワクした気持ちの中、見落としがちなのが日本国内の諸手続き・・・
帰国後、予期せぬ保険料や税金等の請求を避けるために、出国前に確認をしておきましょう。

1:海外転出届け
2:住民税
3:国民年金
4:国民健康保険
5:電話・電気・ガス・水道など
6:郵便物
7:在留届

以上の 7 つの項目をそれぞれ紹介していきます!

1:海外転出届け

概要

よく「住民票を抜く」といいますが、これが海外転出届けのことを指しています。
概ね 1 年間の渡航期間を予定している場合に提出します。渡航が短期の場合でも渡航が長引く可能性があれば、転出届を受け付けてくれることもあります。
市町村により若干のルールや手続き方法は異なりますので、お手続き前に予め各市町村のホームページ等でご確認してください。
海外転出届を提出しておかないと、
・住民税
・国民年金
・国民健康保険
などを支払う必要が出てくるので、忘れずに手続きをしておきましょう。

手続きを行う場所

・お住まいの地域の区役所、出張所

手続きに必要なもの

・本人確認書類(パスポート、免許証、特別永住者証明書など)
・マイナンバーカード(お持ちの方)
・国民健康保険証(加入者のみ)

※代理人による申請も可能です。(代理人申請には以下の書類も必要です。)
・委任状
・窓口来庁者の本人確認書類(パスポート、運転免許証など)

2:住民税

概要

住民税の課税額は前年度の所得額に応じて決まり、毎年 1 月 1 日に住民票がある市区町村から課税されます。
海外転出届を提出すると、1 月 1 日に日本に住所がない場合は課税対象外とみなされます。

手続きを行う場所

・お住まいの地域の区役所、出張所

手続きに必要なもの

・海外転出届け

3:国民年金

概要

日本に住所を置かない場合(海外転出届けを提出する場合)は、国民年金は強制加入ではなくなります。
もちろん支払っていない期間に応じて支給額も減額されますので、国民年金への加入を続けたい方は任意で加入することが可能です。
任意加入の場合には海外滞在中にも保険料の支払が必要になりますが、万が一、海外滞在中に障害者になった場合も任意加入をしていれば障害基礎年金を受けとる資格があります。(逆に言えば任意加入していない状態で海外滞在中に障害者になった場合、日本に帰国後国民年金に再度加入しても、障害基礎年金の受給資格はありません。)

手続きを行う場所

・お住まいの地域の区役所、出張所の国民年金課
*任意加入を行なわない場合は、海外転出届けを提出することで年金の強制加入が解除されますので、特別な手続きをおこなう必要はありません。
(海外転出届を提出後、国民年金課に確認することをお勧めします。)

手続きに必要なもの(任意加入の場合)

・本人確認書類(パスポート、免許証、特別永住者証明書など)
・海外転出届
・年金手帳
・印鑑
・クレジット/口座振替での支払を希望の場合は、それぞれの詳細情報

4:国民健康保険

概要

お仕事を退職された方は、まず社会保険から国民健康保険への切り替え手続きを 14 日以内に行なう必要があります。
海外転出届けを行うと、国民保険には加入できません。自動的に国民健康保険被保険者証の返却が必要になり、健康保険料を支払う必要も無くなります。

手続きを行う場所

・お住まいの地域の区役所、出張所

手続きに必要なもの

・国民健康保険被保険者証
・海外転出届申請時と同様の書類(海外転出届と同時に、手続きを行います)

日本に一時帰国した時は、どうする?

原則として国民健康保険に入っていない状態だと、医療費は全額支払う必要があります。
ただし、帰国時に転入届を出して、帰国時だけ国民健康保険に加入する方法などもあるそうです。
役所に問い合わせて、確かな情報を得ることをおすすめします。

5:電話・電気・ガス・水道など

概要

長期留学をする場合には電話、電気、ガス、水道なども休止もしくは解約の手続きを済ませて渡航しましょう。
料金は殆どの場合、日割りで計算をしてもらえます。最終の支払をどのようにするかの確認を忘れず行ないましょう。

手続きを行う場所

・インターネット、店頭
最近ではほとんどの手続きがインターネットで出来ますが、携帯電話の休止や解約は店頭になるため、ぎりぎりにならないよう注意しましょう。

手続きに必要なもの

手元に契約時の情報を用意しておきましょう。

6:郵便物

概要

不在中に郵便物が溜まると留守が他人に分かってしまいますし、既に引き払った住所に手紙が届いたりなどしてしまいます。
長期間自宅を空ける場合は防犯面の対策をしっかり行うことが必要で、転送サービスを利用し誰かに代わりに受け取りを行ってもらうことがお勧めです。
*約 1 ヶ月の間は郵便物を保管してもらえるサービスなどもあるので、事前に調べておきましょう。

手続きを行う場所

・郵便局の窓口

手続きに必要なもの

・本人確認書類(パスポート、免許証、特別永住者証明書など)
・現住所(今から不在にする住所)が確認できる(パスポート、免許証など)
・印鑑

7:在留届

概要

海外に 3 ヶ月以上滞在する場合は、原則として在留届を提出します。
これは万が一の場合に、安否確認や緊急の連絡を行うことを目的としています。
*在留届は渡航先へ到着後に提出して構いませんので、日本から手続きをする必要はありません。

手続きを行う場所

・インターネット

手続きに必要なもの

・海外の滞在先
・日本の本籍地などの情報
・パスポート

まとめ

手続きをせずに国外に出て、日本に帰ると国民保険料や年金、住民税と数十万円の請求が来ている可能性もあります!
未来の自分に恨まれないよう、できる準備は抜かりなく行なって、悔いの無い留学にしてください!

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