コロナでどう変わった?トロントの現在の様子
写真付きで、現在のトロントの様子を徹底解説!
コロナウイルスの影響で世界全体が大変な状況となっていますね。
トロントでは、ニューヨークやイタリアのように爆発的な増加が見られるわけではありませんが、やはり感染者が日に日に確実に増えていっています。
また、コロナウイルス関連の最新情報記事でお伝えしているように、感染者が現在のように増える前から、トロントでは様々な規制をもってコロナウイルスへの対策が行われてきました。
そこで、今回は、様々な規制下におけるトロントの様子をご紹介します。
街中の様子からスーパーの店内までたくさん写真も載せていますので、ぜひご自身の目で現況をお確かめくださいね!
政府の対策は?
現在、トロントで禁止されていること・そうでないものを簡単にまとめました。
禁止されていること
・以下の施設の営業
- 屋内娯楽施設
- 公立図書館
- 学校
- チャイルドケアセンター
- レストラン及びバー(テイクアウト・宅配は営業可)
- 映画館・劇場・コンサート会場
・生活に必須ではない業種(non-essential services)の営業
・5人以上の不要不急の集会
・外出時に他者と2メートル以内に近づくこと
公園や広場において他者と2メートルの距離をとることが義務づけられています。
また、同じ家に住んでいないもの同士が2メートル以上の距離を取らずに外でおしゃべり等していると罰金の対象となります。
・カナダ国籍者及び永住者以外(一部を除く・後述)の入国
許可されていること
・必要不可欠な外出
- 医療へのアクセス
- 食料品の調達
- 薬局での薬の受け取り
- 必要な場合のペットの散歩
- 健康上の影響を受けやすい者の上記のニーズに対する支援
※ただし、上記の外出も週に1回程度とされています。また、外出の際には身分証明書の携帯が義務づけられています。
・以下の人の入国
- 永住権保持者
- 航空クルー
- 外交官
- カナダ国籍者の家族等
- 農業労働者・漁業労働者・介護者・その他すべての有期外国人労働者(temporary foreign workers)
- 2020年3月18日に渡航制限が実施された時点で、有効な留学許可証を保持していた、または留学許可証の承認を受けていた留学生。
トロントの街の様子
つづいてトロントの現在の街の様子をご紹介いたします。
街中
↑普段はランニングをしている人や通勤・通学の人でにぎわっているYonge通りですが、外出制限中につきあまり人がいません。
↑閑散としていますね。
↑こちらはDavisville駅の様子です。
普段は語学学校の生徒や高校生、ビジネスマンなどが多く利用していますが、現在は人もまばらですね。
↑こちらは公立図書館ですが、営業停止となっているためもちろん閉館しています。
↑公園の様子。健康のために散歩する人やペットの散歩をする人はちらほらいましたが、みなさんしっかり距離をとっていました。なお、写真は3月末に撮影しましたが、4月5日現在は外出規制がより厳しくなっているため、封鎖されている公園が多くなっています。
お店の様子
↑スターバックスは店舗により、お持ち帰りやデリバリーだけ対応しているお店と完全に閉まっているお店があります。これは一時閉店している店舗です。
↑銀行も時短営業で開いている店舗と一時閉店している店舗があります。銀行に用事のある方は営業店舗と時間を必ず確認してから出かけましょう。
営業している店舗も、入店する際は2mの間隔を開けて列に並ばなければいけません。
↑こちらはインドカレーのお店です。
「テイクアウトとデリバリーやってるよ!!」とアピールしています。笑
個人的にここのチキンカレーが大好きなので、早くお店で食べられる日が来ることを願うばかりです><
スーパーマーケットの様子
続いてはスーパーマーケットの様子です。
多くのスーパーが朝8時~夜8時など時間短縮していますが、ちゃんと毎日営業してくれています。
最近は不要な外出はできないので、週に1回スーパーに行くことが何よりも楽しみです。笑
↑どのスーパーも入店規制をかけており、一定間隔を開けて列に並ばなければなりません。
ひとり出たらひとり入る、という形で、人が密集しなくてすむようにしっかりと対策がとられています。
このときは休日の午前に行ったので入店するまでに20分ほど並びました。平日も17時以降だと10分ほど並ぶことがありますが、逆に昼間には並ばずに入れたこともありました^^
↑入店してすぐのところにハンドサニタイザーが置かれていますのでしっかり除菌しましょう!
また、カートやカゴも都度拭いて除菌してくれるスタッフさんがいます。
↑こちらが店内の様子。
しっかりとした入店規制が行われているだけあって、人が少なく密集せずにすんでいます。
買い物がしやすくて快適だなあといつも思います。笑
↑こちらは野菜コーナーです。
物流などは滞っていないので、入荷のタイミングにもよりますが普通に購入できます。
運送業や物流業の人に感謝ですね(*^^*)
↑パックの野菜もたくさん。
こちらはたまに売り切れていることもありますが、平常時でもそういうことがあるのでいつも通りといった感じです。
↑こちらはお肉売り場です。
このときはタイミングが悪かったのかお肉が少なかったですが、こちらもまったく無くなるといったことは起きていません。ただ、購入は1人2パックまでとなっています。
↑こちらは普段は量り売りのお魚やお肉が売っているところですが、感染リスクを下げるため現在は休止しています。
↑冷凍食品や冷凍野菜はみなさんたくさん買いだめされているのか常に少なめです。
↑こちらは卵コーナーですが、この日はほとんどありませんでした。
ただ、このスーパーでは平常時も卵が売り切れで買えないことがよくあるので(笑)、いつもどおりですね。
↑一時期みんなに買い占められてスッカラカンになっていたパスタコーナーもこの通りです。
ずっとパスタが食べたかったので復活したときはうれしかったです(笑)、パニックはよくないですね。
↑缶詰の製品もたくさん在庫がありました。写真は缶のスープです。
↑ヨーグルトもたくさん。
↑一時期、買い占めによって本当に姿を消してしまった紙製品も在庫が戻りました。
ただ、買い占めを防ぐために一家族につき一点の購入制限がかけられています。
↑見えにくいですが、レジには店員さんと客の間にガラス板が設置されています。
なお、どのスーパーも通常通りの価格で営業されています。
特定の商品に対して値段の引き上げもありませんし、セールもいつも通り行われていますよ!
私たちにできることは?
一刻も早くこの状況を収束させるために、一人ひとりがしっかりと感染を予防することが重要です。
・とにかく外出しない
不要な外出は感染の原因となり得ます。また、あなたが無症状の感染者だった場合、外出さえしなければ人に移さずに済みます。
食料品の調達など必須の用件以外ではとにかく外に出ないことが鍵となります。もちろん、お友達との宅飲みも控えてくださいね。
・外出時には身分証明書を携帯する
現在オンタリオ州では身分証明書の携帯が義務づけられていますので、スーパーに行く際にも必ず持ち歩きましょう!持っていないと罰金の対象となります。
・帰宅後の手洗い(石けんを使い20秒以上)
感染を防ぐには、マスクよりも手洗いの方が重要であると報告されています。
帰宅後だけでなく、頻繁な手洗いを心がけましょう。石けんを使い20秒以上しっかりと手を洗ってください。
また、スマートフォンなどよく触るものに関しては、アルコールなどを使ってしっかりと除菌すると良いですよ。
まとめ
一ヶ月近く様々な規制が続いており、みなさん大変な思いをされていると思います。
特にコロナウイルスの影響で留学が延期になった方たちは今後の予定が立てにくい状況ですが、英語の勉強やアルバイトをするなど、今できることに集中することが大切です。
ただ、明けない夜はありません!少しでも早くこの危機を乗り越えられるよう、一人ひとりが自分がすべきこと・すべきでないことをしっかりと考えて、前向きにがんばりましょう!
著者紹介

- 美容関連の会社勤務
-
昔から海外ドラマやファッションに興味があり、デパートの美容部員を経て一念発起し、25歳で渡加!
トロントでは語学学校とカレッジに通い英語を磨く。
カレッジ時代に出会った夫と昨年入籍し、これまでに学んだ美容の知識を活かして美容関連の会社に就職。
”趣味はカフェ巡りとブログで、現地から「トロントの今」をお伝えしたいと思います!”
最新の投稿
現地生活情報2020.09.14【2020年9月版】コロナでどう変わった?トロントの現在の様子
食べ物 2021.08.29トロントおすすめのステーキレストラン
トロント留学準備2021.08.14女子必見☆日本からの持参必須アイテム3選
現地生活情報2020.04.06コロナでどう変わった?トロントの現在の様子