留学したい人必読!カナダの3種類のビザを詳しく解説

パスポートと世界地図

「留学したいな」と思った方が留学について調べてみると、まず出てくるキーワード『ビザ』。
留学や旅行を経験してみないと縁がない方も多いと思います。そこで今回はカナダ留学に必要な3種類のビザについて、初心者の方にも分かりやすく解説します!

ビザとは

Wikipediaでビザについて調べてみましょう。

査証(さしょう)またはビザとは、国家が自国民以外に対して、その人物の所持する旅券が有効であり、かつその人物が入国しても差し支えないと示す証書である。多くの国では入国を保証するものではなく、入国許可(上陸許可)申請に必要な書類の一部となっている。

 

早速難しい言葉がいろいろ出てきてしまいましたね。
簡単な言葉で解説するとビザとは許可証のことです。例えば就労ビザだったら「私の国で働いてもいいですよ」というお仕事の許可証になりますし、学生ビザなら「学校に行ってもいいですよ」という許可証です。

外国でお仕事をしたかったり、学校に通いたい場合は、その国から事前に許可をもらう必要があります。例えばカナダで学校に通いたい方の場合は、「私は半年間カナダで学校に通いたいんですが、許可をもらえますか」という申し込みをし(これを『ビザ申請』と呼びます)、カナダから「カナダで学校に通っていいですよ」という許可証(学生ビザ)をもらわないといけません。

「留学には目的に合わせたビザが必要なんだ」と分かっていただけたらオッケーです!

ビザの種類

留学生の方が取得する一般的なビザは全部で3種類です。
・ワーホリビザ
・学生ビザ
・観光ビザ(eTA)
それぞれの特徴を見ていきましょう。

ワーホリビザ

18歳〜30歳までの方が申請できるビザです。最長1年のビザ期間中、働いてもよし、学校に通ってもよし、旅行もオッケーという自由度の高さから近年人気があります。

ワーホリビザ詳細
・対象年齢: 18歳~30歳 (申請時に30歳であれば、渡航時に31歳でもOK)
・ビザの期間: 1年
・学校: 24週まで可能
・お仕事: 可能
・申請料: $253(約2万2千円)、バイオメトリクス申請料: $85(約8千円)
・その他の条件: ワーホリ期間中有効なパスポートを所持していること、最低$2,500(約22万円)の資金があること、保険に加入していることなど。
・定員: 6,500人
※ 詳しい申請方法はこちら

学生ビザ

半年以上学校の通う方が申請するビザです。学生ビザでは基本的にはお仕事はできませんが、カレッジなど、一部の学校に通う方は、就労許可の付いた学生ビザを申請することも可能です。(カレッジについての詳しい説明はこちらの記事(現在準備中)も見てみてください)

学生ビザ詳細
・対象年齢: 年齢制限なし
・ビザの期間: 半年以上
・お仕事: 一部を除いて不可
・申請料: $150(約1万3千円)、バイオメトリクス申請料: $85(約8千円)
・その他の条件: 学校から入学許可をもらっていることなど
・定員: なし

観光ビザ

学校に通う期間が半年(24週)以下の方や、旅行に来る方が取得します。厳密には観光ビザはビザではありません。日本のパスポートは国際的に信用度が高く、「日本人だったら、滞在期間が半年以下の人はビザを取得しないでカナダに滞在していいですよ」という『ビザが免除されている状態』のことを「観光ビザ」と呼んでいます。日本人で良かったと思う瞬間ですね(笑)
ビザの手続きは必要ありませんが、「これから飛行機でカナダに行きます」というオンライン登録(eTA)は必要になります。

eTA詳細
・対象年齢: 年齢制限なし
・ビザの期間: 半年
・お仕事: 不可
・eTA申請料: $7(約600円)
・その他の条件: 半年以内にカナダを出る帰りの航空券を持っていること
・定員: なし
※ 詳しい申請方法はこちら

ビザの比較表

ビザ選び方チャート

3種類のビザについて分かったところで、みなさんの留学の目的に合ったビザを探しましょう。

次のチャートに従って留学計画にあったビザを選ぶといいでしょう。
まずは学校に通う期間を決めて、その後お仕事をしたいか決めると、自分に合ったビザが見つけられますよ。

ビザ選択のYes・Noチャート

留学の目的別おすすめビザ

ここからは皆さんのカナダに来る目的に合わせたおすすめのビザの紹介をします。先ほどのチャートの結果も合わせて、留学の目的とビザが合っているか確認してみてくださいね。

学校に通いたい

語学学校に通う期間が半年(24週)未満
ワーホリビザ(仕事OK)もしくは観光ビザ(仕事不可)。

語学学校に通う期間が半年以上
学生ビザを取得しましょう。

旅行したい

ワーホリビザ(1年滞在OKでお仕事もできます)もしくは観光ビザ(半年滞在OKで仕事不可)。

カナダで働きたい

30歳以下の方
ワーホリビザを取得しましょう。ワーホリビザでは最長1年間カナダで仕事をすることができます。

30歳以上の方、1年以上働きたい方、カナダで既にワーホリをしたことがある方
→ 公立・私立のカレッジに通い、働ける学生ビザを取得し働きましょう。公立カレッジの方は卒業後にPost-Graduate Work Permitという最長3年働けるビザを取得することもできます。詳細はこちら(現在準備中)

なるべく長くカナダにいたい

長期滞在を希望の方は、複数のビザを組み合わせることがおすすめです。
例えば観光ビザで渡航し、現地でワーホリビザを申請すると、観光(6ヶ月)+ワーホリ(1年)で最長1年半の滞在が可能になります。

まとめ

留学に行かない限りあまり縁のないビザですが、メインは3種類だけなのでみなさんもご自身に合ったビザが見つかったのではないかと思います。

もし皆さんがビザの選択で迷ったら、留学エージェントに相談してみましょう。留学エージェントは留学のプロなので、みなさんのご希望を聞いて適切なビザや学校を案内してくれるだけではなく、面倒なビザの手続きも手伝ってくれますよ!

著者紹介

山崎 香奈恵
山崎 香奈恵主婦兼フリーランスの翻訳家
日本の外資系商社で勤務している時にカナダ人の夫と知り合い、結婚を機に渡加。カナダでは語学学校のカウンセラーやビザ専門の弁護士事務所でアシスタントとして働き、困っている人をサポートする仕事にやりがいを感じる。
現在は子育てに専念するため主婦となるが、“留学等でカナダに来る方が困らないよう、現地発信ならではの『正しい情報』を届けたい”との思いからTorontripに寄稿を決意。趣味は読書(無名の作家さんを発掘して、翻訳版を日本に紹介するのが夢です)